次のテスラと注目される「リヴィアン」の正体

アマゾンも実力を認めた電気トラックの凄み

アメリカ・イリノイ州にある電気自動車スタートアップ、リヴィアンの工場(写真:Lyndon French/The New York Times)

ロケットのように素早い進歩を遂げたテスラに匹敵する会社を想像することは困難だが、「次のテスラ」になることを目指す電気自動車(EV)のスタートアップなら、それはリヴィアンだ。

2009年に設立されたリヴィアンは、電動ピックアップトラックとSUVの生産に向けて準備を進めている。これらのモデルの双方ともに、夏までには公道で走行する予定となっており、イリノイ州の旧三菱工場で生産される予定だ。リヴィアンはまた、アマゾン向けの電気配送トラックも開発している。

アマゾンやブラックロックが出資

しかし、リヴィアンを特徴づけるのは、そのそうそうたる投資家の一覧だ。アマゾンは、リヴィアンの単なる顧客ではなく、同社に多額を出資している。そのほかにも、ブラックロック、フィデリティ、ティー・ロウ・プライスや、リヴィアンの技術を採用した車両の発表を計画しているフォード・モーターなどが支援者に含まれる。

直近の資本投入について、リヴィアンは、ティー・ロウ・プライスがアドバイザリーを務めるファンドとアカウントのグループから26億5000万ドルの資金調達を行ったことを1月26日に発表している。

ほかにもフィデリティやアマゾンの「Climate Pledge Fund(気候変動対策に関する誓約のための基金)」などの投資家も含まれている。リヴィアンの価値は、この投資ラウンドで270億ドルを超えており、 2019年初頭からの総投資額は80億ドルにのぼっている。

ティー・ロウ・プライスのポートフォリオ・マネジャー、ジョゼフ・ファスは、その声明でこう述べている。「われわれは2021年の到来を熱望してきた。2021年が到来した今、リヴィアンが革新的な製品を顧客に提供し始めることに興奮している」。

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