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ジム・ロジャーズ「S&P500への投資は損になる」 今後は何に投資すればお金が増えていくのか

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  • 花輪 陽子 ファイナンシャルプランナー
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このように分散をすると、予想利回りは1桁台と決して高くない率になることが多いのですが、その分、安心して夜眠ることができます。集中投資する口座は別に分けて管理します。また、年末の12月などは配当も多く入ってきますので、資産運用をするほうが有利だと感じます。

もちろん「分散投資をしすぎると、リスクを低減できるものの、資産が増えるまでに時間がかかるというデメリットもある」とロジャーズ氏は指摘します。多くの日本人は5%前後のリターンを望む傾向があるようですが、ロジャーズ氏のような大金持ちを目指す人は口座を分けて、ハイリスクハイリターンの投資をするのも手でしょう。

資産が増えてくると、あまり分散をしなくなる傾向があり、株式などでもETFではなく、個別株を保有し、債券も投資商品ではなく国債や社債などを購入する傾向があります。現物の不動産や金、絵画などのアート作品などを所有している人も多くいます。

投資対象をよく調べ、上昇するまで粘り強く待つ

しかし、資産が1億円未満の人は、ETFやREITなどを利用して分散をすることをお勧めします。現物不動産や債券などは数千万円単位ですが、ETFやREITを利用することで数万円から投資ができ、ポートフォリオの偏りを避けることができます。

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「日本人は金融リテラシーが低いと言われる。だが、それは何も日本人に限ったことではない。金融リテラシーの低い人は国籍を問わず、とくに今のようなバブル時には、SNSなどで人気になっている話題の銘柄などを取引することで、一夜にして金持ちになろうとする」とロジャーズ氏は言います。

こうした短期間の取引で稼ごうとするのではなく、「人生では限られた回数しかトレードできない」という覚悟で臨むべきだと言います。また投資対象に関しては、慎重に調べたうえで、粘り強く上がるまで待つべきだと言います。

実は、私自身も「上昇相場に乗り遅れないように」と焦る気持ちがありました。昨年に関してはもう少し粘り強く安値を探し、少しずつ買い付けていけばよかったと感じます。

もし、本当に買うタイミングがわからないという人がいれば、その投資商品を毎月機械的に積み立てていくのも悪くないでしょう。短期的な市場のノイズは消して、中長期的に老後資金を育てていきましょう。

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