北尾吉孝・SBIホールディングスCEO--ネットとリアルをうまく融合させていく


大手証券の顧客は時間とともに減る

今の大手証券の収益は、投資銀行業務と自己投資に依存する部分が大きく、稼げるときは稼げるが、リスクも張っているので、損失を被る際はその額も大きくなる。

大手証券の手数料水準は、当社グループに比べて13~14倍も高い。中心顧客は50代後半以降だ。対する当社グループでは、20~30代の若い世代を取り込んでいる。若い世代はネットで情報を取り、それを自分で比較、判断する。比較優位がますます重要になる。時間とともに、大手証券の顧客数は減っていくと見ている。

損害保険会社や生命保険会社の代理店制度も、制度疲労を来している。市場規模もどんどん小さくなっており、合併しないと生き残れなくなっている。

今後のSBIグループは、私が「ペンタゴン経営」と呼ぶイメージで、事業拡大を推し進める。証券、銀行、損害保険、生命保険、決済サービス。この5つをコア事業と位置づけ、相互に連携させるとともに、それぞれの関連企業を育成していく。

■SBIホールディングスの業績予想、会社概要はこちら

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