北尾吉孝・SBIホールディングスCEO--ネットとリアルをうまく融合させていく

北尾吉孝・SBIホールディングスCEO--ネットとリアルをうまく融合させていく

SBIグループの金融戦略が、インターネットを主軸としていくことには、今後も変わりがない。

ただ、住宅ローンや生命保険などのように金額が大きかったり、投資信託をはじめとして複雑でリスクが高い金融商品については、「人を介して買いたい、説明を聞きたい」というニーズはある。高齢者層を中心に、パソコンや携帯電話などのITを投資に十分に活用できない投資家もいる。

これに対応して、会計士などの仲介業者を活用したリアルの店舗を、本格的に拡大していくことにした。

中でも「SBIマネープラザ」の看板を掲げる店では、証券の分野に限らず、あらゆる金融商品を取り扱う。すべての金融商品を一括提供できるのは、非常に使い勝手がよいはずだ。街の中にある店舗は広告塔の役割も果たす。

日本は欧米に比べ個人金融資産の貯蓄率が高く、投資商品を拡販していく余地がまだまだ大きい。当社グループはネットとリアルをうまく融合させ、ニーズを取り込んでいく。米国の証券会社で、ネットから対面へと展開しているチャールズ・シュワブのようなスタイルをイメージしている。

大手証券はあらゆる主要都市の目抜き通りに、不動産を自ら借りて店を構えている。対する当社グループの店舗展開は、直営23店を除いて、ほとんどがフランチャイズチェーン方式となるため、コストは安い。

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