映像切れても慌てない「オンライン就活」虎の巻 不安をあおる情報に惑わされないための秘訣
オンライン面接で「必ず用意するもの」は、「カメラ付きPC」「スマートフォン」「背景の整備」「企業に提出したエントリーシート(ES)」の4つです。当日、足りないものがあったり、不具合が起きたりしないように、前日までに準備しておきましょう。
①カメラ付きPCは、必須です。PCにカメラが付いていない場合は、Webカメラを使いましょう。数千円で購入できます。
②スマートフォンは、当日PCや回線にトラブルが起こったときなどの予備機、あるいは、企業と連絡を取るためのものです。就活生から「スマホでオンライン面接を受けてもいいですか」という質問をよく受けますが、オンライン面接は、スマホよりもPCを使用するのをおすすめします。
もし、どうしてもスマホで面接を受けなくてはいけない場合には、スマホをスタンドなどに置いて固定し、映像が手ブレしないようにしましょう。ゆらゆらした映像を見ながらのコミュニケーションは、相手にストレスを与えます。
③背景の整備は、「オンライン面接をするときの背景となる場所を整備する」ということです。散らかった部屋が見えるような状態はNGです。基本、背景はシンプルなほうがよいですが、個性を重視している企業の面接の場合、面接官に言及してほしい小物を意図的に配置しておくのもよいでしょう。
④企業に提出したESは、自分がどのようなESを書いたのか、面接前に確認するためのものです。当日も、面接官からESの内容について言及された場合に、すぐに見られるようにしておきましょう。
マイク付きイヤホンがあると便利
マストではないものの、「あると便利なもの」は、「マイク付きイヤホン」「有線LAN」「PC用のLEDライト」の3つです。
①マイク付きイヤホンを使用すると、相手の声をはっきりと聞き取ることができ、かつ相手にも自分の声を明瞭に届けられます。面接で自分のことを間違いなく伝えられるように、準備しておきたいアイテムです。
②有線LANは、時間帯や状況によって、普段問題なく使えているWi-Fiの接続状態が悪くなることもあり、そうしたトラブルを避けるためのものです。LANケーブルを使用してPCとネットワーク機器(ルーターなど)を物理的につないでおけば安心です。
③PC用のLEDライトは、画面に映る自分の顔の映りをよくするためのもので、数千円で購入できます。
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