持病抱えた人は今、通院にどれだけ慎重なのか 緊急アンケートでわかった患者の受診意思

✎ 1〜 ✎ 13 ✎ 14 ✎ 15 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

外来患者数はどれぐらい減ったか

外来患者数(外来延べ患者数=患者1人がひと月に初診、再診、検査と3回受診した場合、3回とカウントされる)は前年同月に比べ4月が18.3%減、5月が24.7%減、それ以降の7月、8月になると、それぞれの減少幅は11.4%と12.2%となった。

画像をクリックすると、長期戦の様相を呈してきたコロナ禍の今を追う記事一覧にジャンプします

医療機関は、第1波にあたる昨年4月の緊急事態宣言時、患者の安全に配慮し、治療を先延ばしにするなどの措置を講じた。同宣言解除後、一定の期間をおいて患者が受診したため、昨年7月以降の受診患者数の推移については、同宣言の時期に患者が減少した反動があったなどと推測できる。

一方、年明けから現在も感染拡大の傾向は続いており、入院患者を含む受診患者の動向は安定しているといえず、医療機関にとって楽観できない状況が続いている。

君塚 靖 えむでぶ倶楽部ニュース編集部 記者

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

きみづか やすし / Yasushi Kimiduka

証券・金融畑の記者を経験した後、医療系記者に転身。2018年1月にメディカル・データ・ビジョンに入社。同社情報誌「えむでぶ倶楽部ニュース」編集部で医療・健康情報のデジタル化と位置付けられる、人が一生涯の健康・医療情報を自ら管理できるPHR(パーソナル・ヘルス・レコード)についてや、コロナ禍で非接触型医療の新たな形として注目されるオンライン診療などについて執筆している。同社の医療情報サイト「めでぃログ」ポータル(https://portal.medilog.jp/)向けにも記事を執筆している。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
政治・経済の人気記事