外来患者数はどれぐらい減ったか
外来患者数(外来延べ患者数=患者1人がひと月に初診、再診、検査と3回受診した場合、3回とカウントされる)は前年同月に比べ4月が18.3%減、5月が24.7%減、それ以降の7月、8月になると、それぞれの減少幅は11.4%と12.2%となった。
医療機関は、第1波にあたる昨年4月の緊急事態宣言時、患者の安全に配慮し、治療を先延ばしにするなどの措置を講じた。同宣言解除後、一定の期間をおいて患者が受診したため、昨年7月以降の受診患者数の推移については、同宣言の時期に患者が減少した反動があったなどと推測できる。
一方、年明けから現在も感染拡大の傾向は続いており、入院患者を含む受診患者の動向は安定しているといえず、医療機関にとって楽観できない状況が続いている。
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