日本人がやりがちな「寿命を縮める」3大悪習慣 「不健康で早死にする人」「健康で長寿な人」の差

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1日10分で効果あり。1日20分(おおよそ週150分に相当)で4年半の延命効果。すごい効果です。毎日の通勤時間を「早歩き」にするだけで、この基準は楽々クリアできます。運動不足と感じる人は、まずは「1日20分の早歩き」を実践してみてはどうでしょうか。

第2位 孤独

「孤独と健康には、関係があるの?」と疑問に思った人も多いかもしれません。しかし、孤独が健康に与える悪影響は甚大です。

アメリカ・ブリガムヤング大学の研究によると、「社会的なつながりを持つ人は、持たない人に比べて、早期死亡リスクが50%低下する」といいます。この死亡リスクは、1日15本の喫煙に匹敵。

また、過度の飲酒(アルコール依存症)の2倍、運動不足と肥満の3倍も健康に悪いといえます。

孤独を感じる人は、正常な人と比べて死亡率が1.3~2.8倍、心疾患が1.3倍、アルツハイマー病のリスクが2.1倍、認知機能の衰えが1.2倍高まります。また、うつ病は2.7倍、自殺念慮が3.9倍と、メンタルに対しても甚大な悪影響を及ぼすのです。

孤独というのは人によって感じ方が異なります。家族と同居していても、つながりを感じられなければ孤独です。飲み友達が多くいても、いざというときに相談できる友人がいなければ、それは孤独かもしれません。

少子高齢化がこれからさらに加速する日本。高齢者にも若い人にも単身世帯が増加しているので、孤独に悩む人の増加が予想されます。もしも健康的に生きたいのなら、「積極的につながりを求める生活」を心がけたいものです。

人は寝ないとどうなるのか?

第1位 睡眠不足

「2007年の日本における危険因子に関連する非感染性疾患と外因による死亡数」という報告によると、原因別に最も健康に悪いのは「喫煙」「高血圧」「運動不足」「高血糖」「塩分の高摂取」「アルコール摂取」となっています。

高血圧と高血糖(糖尿病)は、原因というよりもすでに病気、またはその予備軍ですから、死亡率を高める健康習慣という意味では、喫煙と運動不足がトップといっていいでしょう。

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