頭の良さより「好感度」で人生が決まる納得理由

できる人の「人たらし力」を、一気に磨く3秘訣

「イキった」態度の主な特徴は以下の7つです。

① やたら横文字や業界用語を使いたがる
② 笑顔は、カッコ悪いと思っている
③ つねに人と自分を比較し「マウント」したがる
④ 「自分は人から学ぶものなど何もない」という「全能感」を漂わせる
⑤ 上司やクライアントにはすり寄るが、下請けや部下にはつらく当たる
⑥ 「できる人は愛想がないものだ」と思い込んでいる
⑦ 「人の話を聞く」より「自分がいかにかっこよく話す」ことのほうが大事だと思っている

実は新聞記者時代の私は、かなり「嫌な、イキった奴」でした。周りもろくすっぽ挨拶もしない人ばかり。勝手に「偉そうにふるまう=できる」なのだと錯覚していました。

実は「有能さ」より「好感度」が重要だった

今にして思えば、「なんと浅はかな考え方だったか」と穴があったら入りたくなります。しかし、コミュニケーションの修業をし、海外でその王道を学んだ結果、こうした「『できる人』アピールは強烈にダサい」ことに気づいたのです。

実は、「IQ (知能指数)が成功に寄与する割合はたった20%にすぎず、残りの80%は「EQ(こころの知能指数=自己や他者の感情を知覚し、自分の感情をコントロールする知能)」、つまり、「共感力」や「対人関係力」によるものなのだそうです。

IQだけで成功するのは非常に難しいわけで、海外のトップ企業のほとんどがEQを鍛えるトレーニングを導入しているといわれています。

ビジネスの成功には「有能さ」は大切のように思われますが、「実は『好感度』のほうが、よほど人生にとっては重要である」といわれています。実際、海外にはこのことを裏付ける学術的調査が数多くあります。

2005年の『ハーバード・ビジネス・レビュー』に発表された行動心理学者らによる研究では、人を次の4つに分類しました。

① 好感度が高く、仕事もできる「愛されるスター」
② 好感度が低く、仕事もできない「無能で嫌な奴」
③ 好感度は高いが、仕事はできない「愛される愚か者」
④ 好感度は低いが、仕事はできる「できるが嫌な奴」

もちろん、両方そろった「スター」は愛され、どちらもない無能の人が嫌われるのは明らかだとして、③と④のどちらが好まれるでしょうか

次ページ「愛される愚か者」か「できるが嫌な奴」か…
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