「思考が深い人」なら当然やってる思考の習慣 元コンサル教授×東大生「頭の良さ」対談:後編

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平井:そこからはじまったのが、「計画する癖」です。「3日後に試験をする、範囲はここだ」と聞けば、できるようになるためには、明日ここを勉強して、明後日ここを勉強すればいいな、という計画を立てることをまず考えたんです。これは実は、私の職業にもつながっていくんですよ。コンサルも戦略論も、計画ですから。

西岡:へえ、すごい!

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平井:中学・高校では、計画ばかりしていました。中間試験の日程と出題範囲を見て、教科書のこのページを何日までにやろうと、ジグソーパズルのように図を書いて計画しました。予定は変わってしまうこともありますから、また計画です。でもそれさえ作れば、後はやるだけですから。

西岡:すごいな。計画を立てることで、半分仕事が終わっているような状態にするわけですね。計画は思考を整理し、思考力を高めるのにすごくいいと思います。僕は受験生にも「とりあえず合格までにやるべきこととやるべきタイミングを明確にするために、ガントチャートを引け」と言うんですよ。

平井:それ、大事だと思います。私は、勉強していた時間と、計画を作っていた時間が同じぐらいかもしれません(笑)。

西岡:僕自身、計画性のない短絡的な受験生だったので、闇雲な努力ではなく、結果を出すためにどうすればいいのかを思考することは大事だとつくづく思います。意識的に戦略的に考えると、うまくいかなかったら「自分のせいではなく、やり方のせい」ということになる。そうすれば、やり方を考え直すことができますからね。

違いを知ることは、文化を知ること

平井:もう1つのブレイクスルーは、小学校6年生のとき「英語も勉強しなきゃ」と思った出来事です。父がよく、缶詰の裏側の英文字を読んでいたんですよ。私はそれを横で見ていて、日本語をローマ字で書けば、それが英語になるんだと勘違いしていたんです。

「りんご」を「RINGO」と書けば英語になり、アメリカでも、りんごを見れば「RINGO」と理解しているんだろうと。つまり、ある1つのものを見れば、人類みんなが同じ表現をするものなんだというふうに思い込んでいたんですね。

ところが、ある日、りんごは「APPLE」だと知ることになります。まったく違う体系のものがこの世にあったのかと、本当に驚きました。それから、英語に興味を持って勉強しはじめたんです。

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