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マクドナルドの世界総売上をざっくり計る方法 フェルミ推定の練習問題で「地頭力を鍛える」

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  • 細谷 功 著述家、抽象アーキテクト
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①アプローチ設定、②モデル分解、③計算実行、④現実性検証のプロセスで、「結論から、全体から、単純に」考えることができたか。「結論から考える仮説思考力」「全体から考えるフレームワーク思考力」「単純に考える抽象化思考力」を駆使してのトレーニングになったことと思います。

ビジネスにおけるフェルミ推定の活用

このようにフェルミ推定は「ざっくりと概算する」ことが必要な場面における思考プロセスを習得するためのツールとして用いることができます。

実際のビジネスにおいては、例えば新規事業を考えるうえでの売り上げ予測の仮説を立てるような場面で用いることができます。

今回の例題に限って言えば、本当にマクドナルドの昨年度の売り上げを知りたければ、初めから「ネット検索」すればいいわけで、ここで示したような回りくどくかつ精度の低い計算をする必要はありません。

あえて例題として取り上げた理由は、あくまでも実際のデータによる「検証」ができる数字を対象としたからです。現実的には「新規事業の3年間の売り上げの見込みを出す」というような場面で活用できます。

また、フェルミ推定はあくまでも「思考のプロトタイピング」であるために、結果そのものが重要というよりは、算出結果を基にして、さらにどのようなデータがあれば精度が上がるのか、あるいは売り上げ予測のようなものであれば、どの要因を上げれば全体の数字を上げることができるのかといった次のステップのためのシミュレーションに使うことができるのです。

このようにフェルミ推定は「思考力のトレーニング」に加えて、実際のビジネスの場面でも直接的に役立てられる場面がとくに仕事の川上、つまり「ざっくりと概要をつかむ」場面で活用することができるのです。

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