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2008年までの仕切価格は、原油代などのコストを積み上げて月次で改定するのが主流だった。だが、08年の原油価格乱高下の中で仕切価格の改定に大きなタイムラグが生じ、元売りの業績が悪化。消費者にもわかりにくい改定方法になった。
そうした中、新価格体系として08年秋から09年夏にかけて元売りが相次いで導入したのが、スポット価格連動の週決め方式だった。
コスト連動方式は、電力業界の「総括原価方式」に似ている。国内需給とは関係なく、コストを特約店へ転嫁しやすい。実際、先行したコスモの系列特約店の店頭価格は、1~2円などと小幅だが、他系列と価格差が生じたようだ。コスモからSSには、他社が追随するまで1~2カ月、辛抱してほしいとの要請があったといわれる。元売りの中で最も財務の厳しい同社幹部は「今動かねば、うちも特約店も共倒れになる」と見直しの必要性を強調する。
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