「喫煙所」社内人脈づくりは今「ゴルフと釣り」に リモート時代に評価を上げる意外と簡単な方法
かつて喫煙所は、社内人脈の宝庫だった
仕事をするうえで、社内の人脈は広いほうがいいです。社内のキーパーソンとの人脈があれば、案件を通しやすく、やりたいことが実現しやすくなります。人的ネットワークを持っていることは、人事評価の対象にもなり、昇進や昇給にも影響します。今回は、そんな「社内人脈」のつくり方についてお伝えします。
社内人脈の宝庫といえば、かつては喫煙所でした。喫煙所は、部署も立場も異なる、さまざまな人が集まります。職場を離れ、誰もがリラックスしているため、本音で話をしやすく、以下のようなメリットがありました。
・仕事以外の話でも意気投合しやすい
・他部署の人間の顔と名前を覚えられる
・本音の会話が多く、リアルな社内情報が得られる
「職場だけれども、仕事以外の話も意外とできる」という空間は、とても貴重でした。それによって、人間関係がより親密になれたからです。
「すべての物事は喫煙所で決まる」。昔はそういわれていましたが、今は喫煙所がない会社もありますし、大きなビルだと社外の人もいるスペースになっていたりするので、あまり込み入った話はできなくなりました。
喫煙者も少なくなっているため、現在ではオールマイティーな人脈づくりができる場所とはいえなくなっています。
喫煙所に代わるものといえば、社内のサークル活動など、趣味によるつながりでしょう。とくに「ゴルフ」と「釣り」は凝っている経営者も多いので、どちらかを趣味にするのも、人脈づくりには有効です。
お金はかかりますが、ゴルフや釣りが好きな人は、いくらでも趣味の話ができます。そういう時間を一緒に過ごす努力も、無駄ではないと思います。