コロナ後も「お金を増やす超基本」は2つだけだ あなたは「自分の本当の資産」知ってますか?
ケイ:まず「①自分自身を磨くこと」から考えよう。自分を磨くって当たり前に聞こえるかもしれないけど、実は、自分自身を「人的資産」として認識したうえで、その管理や自己投資を決めている人は多くない。
姫野:人的資産はざっくり言うと「これからいくら稼げるか」ってことですよね。たしか新人の私でも1.5億円になるっていう!
「目に見えない人的資産」現役世代なら億単位!?
ケイ:人的資産は最も身近で、かつその金額は相当に大きい。「お金の投資」を考える前に大切なのは、「人的資産の運用」、つまり「自分自身の価値を高める」ことなんだ。
姫野:若い現役世代なら億単位、リタイア世代でも年金があるから数千万円になりますよね。でも、これって意識していないとその存在にすら気づかない……。
ケイ:そうなんだ。目に見えにくいけれど、「自分自身が資産」ということを忘れないでほしい。実際の金融資産だけでなく、「働くことで自分の資産を高めていくこと」そして「年金など自分自身に紐づいている資産を理解すること」がとても大切だ。
姫野:普段は意識しない、目に見えない資産の価値を知っておくことがポイントですね。
ケイ:そのとおり。スキルアップのために勉強をしたり、人との交流を広げたり、健康に気を配ったり、自分をグローバル化することが、「自分への投資」といえる。それが、「自分の価値」や「生涯賃金」を高めていくことになるんだ。
若い人なら自分にしっかり投資をして「投資→成長→豊かさ」のサイクルを日常の習慣に取り入れることを意識しよう。
姫野:そうですね。
ケイ:今回のコロナに限らず、世の中は不安定で、絶えず変化をしていくものだ。でも、不安定さは社会が豊かになる過程でもあるから、僕らはその変化を楽しみながら機会に変えていかないといけない。
姫野:「自分自身を成長させながら、社会の変化には臨機応変に」ってことですね。
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