ミニストップ、「メロン」「白くま」の次は?

フルーツたっぷりパフェで新境地

画像を拡大
こちらが「ハロハロ 白くま」

一方、「ハロハロ 白くま」も、話題性の点で見逃せない商品。念のため説明しておくと、「白くま」は北極やエアコンの機種とは関係ない。鹿児島発祥の氷菓で、かき氷に練乳、シロップをかけた上、フルーツ、蜜豆などを添えたものだ。

その「白くま」を、夏の定番スイーツである「ハロハロ」にドッキングしたのが今回の「ハロハロ 白くま」。かき氷にソフトクリーム、パイナップル、みかん、あずき、ゼリーなどをトッピングした華やかなハロハロだ。本来の白くまではコクのある甘みを持った練乳が特徴だが、ハロハロ 白くまでは、練乳の味わいに少し酸味を加え、フルーツとの相性もよく、さっぱり感のあるシロップとした。

「ハロハロ」とは、タガログ語で「まぜごぜ」を意味する、フィリピンのスイーツ。そこから着想を得て、 ミニストップがオリジナルの「ハロハロ」を発売したのは1995年。ラムネソーダやいちご、白桃など、さまざまな種類を発売してきた。パチパチはじける食感が新鮮な「コーラ味」が大ブレイクしたこともある。今回は20年の歴史のなかで、「最もフルーツ感を感じられるフレーバー」だ。

発売前から「かわいい」「食べたい」などの声が寄せられ、試食会でも、女性からの評価がかなり高かったそうだ。華やかな見た目ながら、290円(税込み)と値段もかわいらしい。また多くの女性にとって気になるカロリーは213キロカロリー。

実はこの「ハロハロ 白くま」、6年前に発売を検討したものの、資材管理の点でハードルが高く、一度断念したという経緯がある。具体的には、ハロハロとして店舗で提供されるまで、トッピングするフルーツなどはパッキングの状態で店舗にストックされているが、これらを同量・同型にカットしたり、定型に保てるようパッキングするのが難しいのだそうだ。

しかし、「白くま」市場がこれだけ盛り上がってきたこともあり、「どうしても商品化したい」と試行錯誤を繰り返し、今回ついに実現することができた。やはりパッキングのために製造工程で手間暇がかかるため、130万食の数量限定となっている。

今夏の主力商品、ヒントは「昔懐かしい味」

数量限定としたのは、盛夏を前に主力商品の投入が予定されているためでもある。商品の種類が多過ぎると店舗での提供に手が回らなくなるので、その主力商品とハロハロ 白くまの販売時期が重ならないようにしているのだ。

新商品の内容はまだ秘密とのことだが、キーワードは「昔懐かしい味」。そのうえ、「あらゆる世代の方に楽しんでいただけるラインナップになる予定」だというヒントをもらった。いったい、どんな味のパフェがお目見えするのだろうか。

ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 「非会社員」の知られざる稼ぎ方
  • 最新の週刊東洋経済
  • 若者のための経済学
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
関西電力がはまり込んだ<br>「原発マネー」の底なし沼

社会を揺るがした関電首脳らの金品受領問題。本誌は関係者による内部告発文や関電の内部調査報告書などで、「持ちつ持たれつ」の関係に迫った。実態解明は第三者調査委員会に委ねられるが、原発推進への自傷行為となったのは間違いない。