「正当に評価されない」と嘆く人が欠く根本視点 考え方を身につければ楽になる

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仕事で、上司や立場が上の人に対して、面と向かって「言いたいこと」が言えないとき、つい気弱な自分を責めてしまいますが、ときには、そう思わせてしまう環境や上司のほうにも原因があると思います。

言いたいことが言えなくなるのは、大抵は言うのが怖いか、言うことによってデメリットがあるときだからです。

私にも経験があります。昔、ゲーム会社に勤めていたのですが、入社した当時、チームの上司がたまたま強面の人たちでした。任侠映画に出てきそうな風貌で、いつもビシッと、どこかの若頭のようにスーツがきまっていて……。

誤解が解けるまでは怖くて、面と向かって言いたいことが言えませんでした。結局この上司はいい人たちだったのですが、外見に圧倒されてしまうだけでも、「怖くて言えない」ということはあります。

査定をちらつかせる、嫌みを言う上司はやっかい

やっかいなのは、言いたいことを言うことで、本当にデメリットがある場合です。査定をちらつかせてきたり、同僚の前でネチネチと嫌みを言い始めたり…。こういうタイプが上司だと、面と向かってでなくても何も言えなくなります。

出所:『言いにくいことはっきり言うにゃん』(笠間書院)
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