米大統領選、開票日に絶対見るべき1州はどこか トランプ大統領2つの大逆転再選シナリオとは?

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ここから先はいつもの競馬コーナーだ。

この週末(18日)は、牝馬3冠のクラシック最終関門、秋華賞が行われる(G1、京都競馬場、芝2000メートル)。今年の3歳馬は、牡馬ではコントレイルが無類の強さだが、牝馬でも無敗の2冠馬デアリングタクトがいる。桜花賞では道悪を制したし、オークスは僅差で差している。普通に考えたら黙って3冠馬誕生を「見るレース」である。

とはいえ、2冠馬が必ずしも勝てないのが秋華賞というもの。内回りコース使用で、最後の直線が短いのがその大きな理由だ。

しかも今年の3歳馬は、これまでずっと無観客競馬であった。それが少しずつ変わってきて、今週末はパドックにも人が入るとのことだ。となれば、今までとは勝手が違ってくる。ここは敢えて逆らってみよう。

秋華賞の狙い方は単純で、①内枠有利、②先行馬有利、③オークス上位、そして④ローズステークスと紫苑ステークスを重視、となる。

秋華賞はリアアメリアの単勝で勝負

この4つを勘案すると、狙いはずばり、リアアメリアの単勝だ。前走のローズSで勝利し、今回は1枠2番という好枠順を得て、鞍上・川田将雅(ゆうが)騎手も内枠が大得意である。

それ以外では、2枠3番のマルターズディオサ、3枠5番のウインマイティ―も「狙い目あり」となる。

圧倒的な1番人気が濃厚なデアリングタクト(7枠13番)はもちろん強い。が、ここは波乱を期待しつつ「買うレース」にしてみよう。

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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