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ライフ #「脱ゆとり世代」のリアル

急に「エコグッズ」に開眼する若者の隠れた本音 ついに日本でも本格的な環境意識が生まれた?

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  • 原田 曜平 芝浦工業大学デザイン工学部UXコース教授
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「My sexy ストロー」(写真:筆者提供)

芸能人やインスタグラマーもマイストローの所持を発言したり、男性アイドルグループ・Sexy zoneのライブグッズとなったことでも話題を呼んだ。

「My sexy ストロー」はSexy zoneの一員が環境問題を考慮して、ジャニーズで初めてのエコグッズ販売を提案したとも言われている。あるファン曰く、推しのメンバーの写真と一緒にマイストローを写した写真をSNSに載せて楽しみ、実際にストローを活用している人も多いと言う。この取り組みを通じてメンバーの環境意識の高さに驚くとともに、環境問題について自然と考えさせられたと、周囲のSexy zoneファンの友人は言っていたそうだ。

ブランドアイテムなど高級なものをSNSに載せるのではなく、身近なアイテムで他人との違いを出す点は、自分をより良く 見せたいと思いつつも周りから意識が高すぎると思われることを恐れているSNS世代特有の傾向のひとつなのかもしれない。

スターバックス、タリーズ、ローソンも……

②マイボトル

環境保護のために、繰り返し使うことのできるマイカップの持参を推奨する飲食店が年々増えている。スターバックス、タリーズ、ローソン、カフェドクリエ、上島珈琲店など、マイカップを持っていくと割引になる制度を導入する店舗も一般的になってきた。

若者たちの間では、割引を受けられることはもちろん、見た目がカラフルで可愛く種類が豊富なことが好まれている。見た目もおしゃれなのに、さりげなく「環境に気を遣っています」というアピールができる。

「stojo(ストージョ)」(写真:筆者提供)

今年、SNSで話題となったもののひとつが、「stojo(ストージョ)」というニューヨーク発のマイカップだ。特徴的なのはその形状で、飲み終えた後には、ストローや蓋を折りたたみ、ポケットに入るほど小さくして持ち運ぶことができる。かわいい見た目の一方、漏れ防止や耐熱といった機能性にも優れている点が受けている。

「Afternoon Teaのマイボトル」(写真:筆者提供)

そのほか、若者の間で人気になっているひとつが、Afternoon Teaのマイボトルだ。

シンプルかつカラフルで、温かい飲み物も冷たい飲み物も入れることができる、といった点では過去のマイボトルと同じだが、今人気なのは今年発売されたばかりのシリコン製のマイボトルだ。軽量な点などが受けているようだ。

「見た目も可愛く、SNS上で映える見た目に加え、環境に 気を遣っている自分をアピールすることができるため、自己満足にも繋がる」と、この商品をSNSに投稿した若者は語っていた。

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【おなじみのグッズも進化】

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