テレワークで相手に嫌われない鉄板マナー3選 危ない!その一言が今後の人間関係を左右する

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例えば、あなたが送ったメッセージが言葉足らずだったり、意図していなくても表現が厳しめになってしまったりしたとき。文面を受け取った相手は「あなたが怒っているのではないか」「ケンカを売っているのではないか」と、不安や不快に思っているかもしれません。

しかし、相手がそう感じていると気づくことができず、わかったときには手遅れになりうるのが、テレワークなのです。

そこで、テレワークを導入したクライアントにアドバイスをした結果、成果が上がった“テレワークマナー”を3つご紹介しましょう。 

「重要な用件が伝われば十分」ではない

1つ目はメールのマナーです。ビジネスのメールは「重要な用件が伝われば十分」と考えている人もいるようです。しかし、テレワークで直接相手と会う機会が激減している中、必要最小限のやりとりだけをしていると、人間関係が希薄になってしまいます。

テレワーク中にメールを送るときは、業務の話だけでなく、世間話にもあえて触れてみましょう。顔を合わせる機会が少ないからこそ、「世間話」「ねぎらい」「気遣い」を文面に盛り込むのです。

次の4つのポイントを意識すると、メールの相手に親しみを感じてもらえて、リアルな対面時よりも理解しあえる人間関係になった、という声が多く寄せられています。

1. 相手のスケジュールを把握したうえで、配慮あるひと言を添える
 「午後からもご多用のスケジュールでいらっしゃいますので、
 お昼休みはどうぞごゆっくりお過ごしください」
2. 相手の作業を把握したうえで、配慮あるひと言を添える
 「Zoom会議のご準備、ありがとうございます」
3. 相手の作業への感謝とねぎらいを伝える
 「大変かと存じますが、引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます」
4. 相手のストレスや健康に対する配慮あるひと言を添える
 「どうぞお疲れの出ませぬよう、お気をつけてお過ごしくださいませ」

仕事に直接関係のないことかもしれませんが、いつも以上に「相手を思いやる気持ち」を表現することで、安心感や信頼関係が構築されていきます。

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