注目アップルイベントでiPhoneは発表される? 9月15日、誰でも視聴できるオンライン発表会
アップルはアメリカ太平洋夏時間の9月15日午前10時(日本時間9月16日午前2時)から、イベントを開催することを告知した。例年この時期にはiPhone、Apple Watchなどを発表する「Special Event」が、アメリカカリフォルニア州クパティーノにある本社Apple Parkで開催されてきたが、新型コロナウイルスの影響で、オンラインでの開催として案内された。
イベントの様子は過去開催分を含めアップルのウェブサイトで視聴できる。
2020年6月にオンライン開催された世界開発者会議は、2時間あまりの基調講演をビデオ配信で行った。それまでイメージしていた基調講演の配信、すなわち、カメラの前にCEOが登場してプレゼンテーションを流す形式を徹底的に覆す、驚きに満ちた映像体験だった。その映像もアップルのサイトで公開されている。
ストリーミング映像サービスApple TV+で映像制作チームを組織したアップルが、本社Apple Parkの施設をフル活用し、コロナ禍の「本気のオンラインイベント」を見せつけた格好だ。
今回のイベントは、その上がりきった期待値に応え、あるいは上回るような体験になるのかどうか、注目だ。
ロゴの秘密
例年のイベントの招待状にはキャッチフレーズが添えられており、2018年9月のイベントは「Gather round.」、2019年9月のイベントは「By innovation only.」だった。しかし今回は「Apple Event」(スペシャルは含まれず)と呼称され、キャッチフレーズも付与されていない。
今回はアップルロゴが青いグラデーションの一筆書きで描かれたデザインが採用された。
招待状のロゴは新製品にまつわるデザインが施されてきた。例えば2018年のイベントでは、開催地である本社Apple Parkのイラストが金色で描かれていた。その年に登場したiPhone XS・iPhone XS Maxには、それまでのブラック、シルバーに加え、ゴールドが用意された。
2019年のロゴは液体のような透き通った素材が緑、青、黄色、赤、紫に塗り分けられたデザインで、その年登場したiPhone 11のカラーバリエーションを反映したものとなった。
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