「部下の話を聞かない上司」の致命的な欠点 話を聞く気のない上司にいい情報は集まらない

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話を聞く時にしっかりと相手の目を見ることも大事です。話されている内容を理解しようと努めるのと同時に、相手の感情の変化にも注意を向けるとより良いでしょう。

(イラスト:maki)

どうしても話に割って入りたい人は?

大事なのは、まず自分がどういう態度を取っているかを正しく知ること。自分の欠点をよく知り、その克服に努めなくてはいけません。

人の話に割って入りたい衝動にかられても、それをこらえる。すぐにでも話し始めたくなっても、相手が考えをすべて言い終わるまでは待つように努力をする。しばらく続けていると、自分の衝動を抑えることが当たり前だと感じられるようになります。

そうなれば、常に緊張して、自分の態度を監視する必要もなくなってくるはずです。相手の話が終わるまで辛抱強く待つのがごく当たり前のことになるのがベストです。

どうしても自分が話したくなってしまう人、他人の話に割り込みたい衝動といつも闘っているような人は、逆に意識して相手に「あなたはどう思いますか」と質問をするよう心がけてみましょう。

特に人の上に立つ人にとって、それは大事な心がけです。自分が話すのではなく、謙虚な態度で他人に質問をすることを大切にしてください。

(イラスト:maki)
星井 博文 漫画家・漫画原作者

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ほしい ひろふみ / Hirofumi Hoshii

1977年大阪生まれ。2006年ヤングジャンプデビュー後、ビジネス誌、青年誌、歴史本など幅広く原作を担当する。著作には『まんがでわかる 地頭力を鍛える』『まんがでわかる LIFESHIFT』(ともに東洋経済新報社)、『まんがでわかる 伝え方が9割』『まんがでわかる 伝え方が9割[強いコトバ]』(ともにダイヤモンド社)など多数。

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maki 漫画家

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maki

広告漫画やビジネスコミックの作画、書籍イラスト等の実績多数。作画を担当した主なビジネスコミックには『マンガでわかる!誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方』(すばる舎)、『マンガでわかる!仮説思考』(宝島社)などがある。

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