在宅勤務で必要なのは「頑張り」ではなく4視点

短期的な数字だけを追う成果主義は失敗する

リモートワークが中心となるこれからの時代で、「成果」を出していくためには何をするべきか(写真:marchmeena29/iStock)
人事コンサルタントとして、1万人以上のビジネスパーソンの昇格面接や管理職研修を行い、300社以上の企業の評価・給与・育成などの人事全般に携わってきた西尾太氏による連載。エンターテインメントコンテンツのポータルサイト「アルファポリス」とのコラボにより一部をお届けする。

「頑張りました」では、もはや評価されない時代に

リモートワークは、社員が働いている姿が見えません。プロセスが見えない以上、会社がより重視するようになるのは「成果」です。前回の記事でそのようにお伝えしましたが、 今回は個人が成果を出し、より評価を上げていくための具体的な方法をお伝えしたいと思います。

アルファポリスビジネス(運営:アルファポリス)の提供記事です

成果を出し、高い評価を得る方法は、極めてシンプルです。

前回お伝えしたように自身の「ミッション」を「〇〇を、より〇〇する」といったように明確にし、そのうえで自ら「目標」を立て、それを達成すること。

ここで重要なのは「目標」の「達成基準」を明確にすることです。

達成基準とは、何をしたらOKといえるのか、目標を達成したといえるのか、上司に対してハッキリとわかるように示すこと。これがより重要になってきます。

なぜなら「頑張りました」では、もはや評価されない時代になっていくからです。社員が働いている姿が見えない以上、会社は「成果」で評価するしかありません。

社員が提供する「成果」に対して、会社が対価として給料を払う。リモート時代における社員と会社の関係は、そんな「企業と顧客の関係」に近いものになっていくでしょう。

雇用契約とは本来「労務を提供して賃金を得る」というものですが、とくに日本では一緒に同じ場所で過ごした「時間」から生まれる「人間関係」や「頑張り」といったプラスアルファの、しかし曖昧な要素に対しても給与を払ってきました。

次ページ社員と会社の関係が「契約関係」に変化するかもしれない
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