酒飲みにありがたい「チーズのすごすぎる効能」 美味しいチーズ選び「6タイプ」覚えるだけでOK

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チーズは大きく分けて7タイプあります。日本人に一番馴染みのある「プロセスチーズ」はそれはそれで美味しいのですが、コーヒーで例えると「インスタントコーヒー」のようなもの。今回は一旦選択肢から除外します。

「チーズの王道」6タイプ

残る6タイプは、すべてナチュラルチーズです。すべてのチーズは、ミルクを温めるところから作られます。それに“レンネット”と言われる酵素、あるいは熱や乳酸菌を加えて固めます。そのあとどう仕上げるかによって、チーズは以下の6つのタイプに分かれます。

[①フレッシュ]は、固めたミルクからある程度水を抜いて、「おしまい!」にしたものです。見た目は豆腐っぽく、あっさりしていて食べやすいです。

[②ハード/セミハード]は、固めたミルクから水分を飛ばし、プレスして、数カ月から数年間「熟成」させたものです。見た目は昔のアニメでねずみがかじっているあのチーズです。旨味が強くて、中華用調味料のようです。

[③白カビ]はチーズの表面にさらに白カビを吹きつけて「熟成」させたものです。見た目は「カマンベール」です。味は作り方によって大きく変わり、バターみたいな“お子様向け”もあれば、お漬物みたいな匂いがする“ツウ仕様”なものもあります。

(出典:『図解 ワイン一年生 2時間目 チーズの授業』より)

[④青カビ]はチーズに串を刺して青カビをつけて、そのカビを「繁殖」させたものです。見た目は、いわゆる「ゴルゴンゾーラ」。乳くさくて、塩気が強くて、舌がピリピリします。

[⑤ウオッシュ]は塩水などで洗いながら「熟成」させたものです。見た目は、一瞬だけ焼き立てチーズケーキです。青カビとはベクトルの違う、納豆的なくささを放ちます。

[⑥シェーブル]は山羊乳を使って、塩や木炭などをまぶして熟成させたものです。木炭をまぶしたものは、見た目がまるで石のようです。においは人によっては「動物園」を感じます。

このように、匂いやクセが強いものも多いですが、一度食べていただいて、そのクセがいけると思ったら、どんどんハマっていけるはずです。

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