酒飲みにありがたい「チーズのすごすぎる効能」 美味しいチーズ選び「6タイプ」覚えるだけでOK

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自分好みのチーズを探したいと思ったら、どの順番で試していくのがよいでしょうか?

まず、なにはさておき最初におすすめするのはフレッシュです。これは老若男女、国籍を問わず美味しいチーズ。普通のチーズよりも、あっさりした味です。代表選手は「万人を優しく包んでくれる理想のお姉様・モッツァレラ」です。

そしてフレッシュよりも“旨味”が欲しいと思ったら、ハード/セミハードを候補にしてもいいかもしれません。セミハードは、いい意味で一番プロセスの味に近く、そこに旨味が加わった感じです。

ハードはより一層旨味を凝縮した感じなのですが、ナイフが通らないほど食感が固くなります。この固さが苦手な人は、スライサーで薄く削るなどして食べます。いずれも「クセはない」と言い切っていいほどです。

ですから、家族みんなでチーズを食べるときなどは、フレッシュかハード/セミハードを選んでおけば安心です。代表選手は「イタリアチーズの女王&風紀委員長・パルミジャーノ・レッジャーノ」です。

長い余韻を楽しめる「白カビ」チーズ

さらにフレッシュよりも“生クリーム感”、あるいは反対に“クセ”が欲しいと思ったら、白カビはいかがでしょう。

「白カビ=北海道カマンベール」だと思っている人は多いのですが、まったく違います。まず生クリーム添加された白カビは、とてもクリーミー。クセもほとんどなく、まるでバターのようです。乳脂肪分の表示が60%を超えてくると、生クリーム添加タイプになります。

その一方で、熟成された本気の白カビは、ほどよくクセがあります。派手さはないものの、ちゃんとチーズの世界を楽しませてくれて、長い余韻を残してくれる。線香花火のように、実は一番、末永く愛されるポジションかもしれません。代表選手はフランスではカマンベール超えの人気を誇る「チーズの王様・ブリ・ド・モー」です。

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