女子に人気、寝台特急「サンライズ」の魅力とは 鉄道ファンとマニアのボーダーラインはどこだ
携帯電話で同行していたらしい友人に焦りながら電話している。その後、児島駅に停車してすぐ、迎えに来た駅員さんの案内で、走ってどこかへ向かった。
こういう場合どうするのかと調べたら、児島駅に6時53分に到着した後、7時17分発のマリンライナーで折り返せば岡山駅7時46分着、8時5分発の特急やくもで出雲市駅に11時4分に到着できる。
ちなみにサンライズ出雲の出雲市駅到着は9時58分。同行者がいるなら荷物も運び出してくれただろうし、1時間程度なら、そんなにロスでもないだろう。私が書いた小説の登場人物のように、おっちょこちょいな人もいるものだ、と思った。
前回、琴平まで行った際は、高松駅で30分も停車するとは知らず過ごしてしまったが、今回は停車している間に連絡船うどんを食べることができた。連絡船うどんとは、高松駅構内にある、讃岐うどんの有名店。駅そばのような感覚で、うどんを食べることができる。その後、列車は無事に琴平駅に到着、私はこんぴらさんに向かった。
16回目の旅は?
2017年に再び出雲市へ、1人で往復乗車。2018年夏は、年に一度だけ営業する臨時駅・津島ノ宮駅に行くために、高松まで乗車した。
そして今年、2020年1月のことだ。バースデーきっぷで四国の観光列車を満喫した私は、サンライズで旅を締めようとしていた。回数でいうと、16回目になるはずだった。
高松駅を21時26分に発車するサンライズ瀬戸に、私はいつものように、食べ物とお酒などを買い込み、シングルツインを1人仕様にし、道中を楽しむ準備に余念はなかった。
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