教育費が足りない家庭が実行すべき3つの計画 JKが解説「20代は年金を払うと大損するのか」
「してして! ちょっと飽きてきたから」
「えーー! もう。もしも、パパとママが80歳くらいになって、年金もらえなくて、パパとママの2人の貯金も全部使い果たしちゃったらどうする?」
「えっまさか。それはやばいでしょ。どうしよう」
「公的年金制度」を正しく知れば、老後も怖くない
「普通は、長女であるお姉ちゃんが中心になって面倒見るよね。お姉ちゃんは、パパとママの介護をしながら、朝から晩まで働いて生活費を稼がなくちゃならない。そのとき、お姉ちゃん、いくつだっけ? 52歳か。さらにパパとママが100歳くらいまで生きると、お姉ちゃんは72歳。うわぁ、超大変!」
「えーっ」
さすがに自分のことに関係してきて、姉は青ざめた。
「でも、公的年金制度があれば大丈夫」
花実はお姉ちゃんにしっかり以下のようなポイントを話した。公的年金制度は、国民の税金からもお金が支払われている。簡単に言えば、働けなくなったお年寄りや、障害を負ってしまった人、親をなくした子供たちなどを、国や今働ける人が協力して支え合う仕組みだ。もし、公的年金制度がなかったら、さっきの仮の話でいうと、お姉ちゃんの人生は「お先真っ暗」なはず。でも、公的年金制度のお陰で、親の老後の生活をあまり心配しないで、自由に生きられる。
「ね、お姉ちゃん、これでわかった? 公的年金制度って大事でしょ? ちゃんと保険料を払わなくちゃね。ということで『ミッション3』の知識を身に付けていくっていうのはとても大切だね。私、もっといろいろ勉強しようっと」
「黙って聞いてれば……こら! 花実!!」
「キャー!! ごめんなさい!!」
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