マクドナルドの場合、全店舗の1割強に当たる300店まで、年内に導入店舗を拡大する計画だ。約1400店ある、ほかのテナントと駐車場を共有する店舗においては、マクドナルド単独の判断で導入できないため、今後協議を進めていくという。
設備投資額については「駐車スペースに設置する番号の書かれたポール、駐車場床面のプリント、店内の告知ポスターなど微々たるもの。とても安価に導入することが可能」(同)。駐車場さえあれば導入できることから、ドライブスルーを設置できなかった店舗での導入効果は大きそうだ。
また、松屋フーズホールディングスが運営する牛丼チェーンの「松屋」でも、駐車場で商品を受け渡す仕組みを導入する計画だ。マクドナルドのような専用アプリはないものの、電話などで事前に注文し、駐車場で商品を受け取る方式を拡大していく。
「ドライブスルー設置店舗は、コロナ禍でも売り上げの落ち込みが緩やかだったが、敷地面積を多く要するデメリットもある。駐車場での受け渡しであれば、スペースが小さくても可能だ」(松屋フーズ)と、駐車場を積極活用していく姿勢だ。
一方、顧客に来店してもらうのでなく、外出を控える顧客の家までデリバリーする動きも加速している。
ワタミはウーバーイーツよりも自社宅配
居酒屋「和民」や「三代目 鳥メロ」などを展開するワタミは、ウーバーイーツなどの宅配代行サービスに加え、自社独自の宅配を7月から開始すると発表した。対象となるのは、従来から持ち帰りやデリバリーの販売比率が高い「から揚げの天才」、「bb.q オリーブチキンカフェ」の2業態だ。
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