家がムダな食器で溢れる人は捨てる基準が緩い 損得勘定が先になるとモノは増えてしまう
キレイさっぱり片付けたのに、月日が経つといつの間にか、じわじわとモノが増える……その原因の1つは「無料(タダ)のもの」です。
無料なものは、驚くほど簡単に家の中に溜まっていきます。
○○円以上買ったら、ノベルティープレゼント。
買い物の予定はないのに、ノベルティー欲しさで、つい必要以上の買い物をしてしまう。ペットボトルのおまけがついているほうを選んでしまう。
本当は、おまけが欲しいのではなくて、何かがついていたほうが、ちょっと得した気分になるから。雑誌は付録がついているほうがうれしい……。お得やおまけに弱いのもわかります。でも、そっちを選んでしまったら、モノはどんどん溜まっていきます。せっかくキレイに片付けたのに。
「ありがとう。でもいりません」と言う勇気
例えばポイントカード。もう行くことはないだろうお店でも、気持ちよく作ってもらったほうが……と思っていました。
でも、「ありがとう。それ、いりません」と少しの勇気を持って、いまはお断りしています。
ノベルティー類など、たまに「え? いらないの?」と見られることもあるけれど、みんなが喜んでもらうとは限りません。だったら、ちょっと値引きしてもらえたほうがうれしいと思うのは、私だけではないはずです。
コンビニでもらう割り箸やスプーン、お手拭き。断るつもりでいても、袋の中に入れてくれていることもあります。
使えばなくなるものだけど、使うことなくキッチンの引き出しに入ったままになっていませんか?
わが家もキッチンの引き出しを片付けると、カピカピに乾いたお手拭きがどこからともなく出てきました。
使わないなら、すぐに捨てればいいものを、いったん引き出しに入れてしまうから厄介なのです。
だから、まずは「もらわない」。それでも入ってしまっていたら、「すぐに使って捨てる」を心がけています。
ものごとを、損か得かの損得勘定で考えるのはモノを増やす原因になります。
得と感じるものでも、それが本当に得なのか、今一度考えて。結局、まわりまわって片付かない部屋になると「大きな損」になってしまっているのです。
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