加地亮、カフェ経営者が説くコロナ前向き思考

サッカー元日本代表は「走りながら考える」

サッカー元日本代表の加地亮さんは自身の経営するカフェを6月いっぱい店内休業にして、7月以降の再開を目指している(写真:加地さん提供)

6月に入ってから全国の飲食店が通常営業に戻りつつある。大阪府の場合は独自基準の「大阪モデル」を達成した5月中旬から休業要請が緩和された。とはいえ、新型コロナウイルス感染症が完全に終息したわけでなく、「新たな生活様式」を求められていることもあって、飲食店の客足は依然として鈍い。

サッカー元日本代表の加地亮さんが経営する大阪・箕面市内の「CAZI CAFE(カジカフェ)」も、6月10日現在、まだ昼夜ともにテイクアウト営業にとどめている。加地さんは2017年に現役引退し、2018年2月から本格的に働いているが、コロナの影響をもろに受けた(参考記事:「元日本代表・加地亮、カフェで働く男の充実感」)。

店内飲食再開に向け、何か新しいことはできないか?

「今は11~19時の営業で、お昼の『本日のカジ弁当(1000円)』と『カジお惣菜セット(3品・1400円、6品・2800円)』のテイクアウト、夜の一品料理のテイクアウト(1パック・1000円~2000円)だけを取り扱っています。

テイクアウトで売っているお弁当(写真:加地さん提供)

テイクアウトを始めた時にはガンバ大阪の後輩のヒガシ(東口順昭)や三浦弦太、カズマ(渡邉千真)、小野瀬(康介)選手たちが頻繁に買いに来てくれて、本当にありがたかった。クラブの人もSNSに上げて、応援してくれた。みんなに励まされて、前向きになれました。

店内飲食はコロナ感染のリスクがあるので様子を見るため6月いっぱい閉めて、7月から再開する予定です。それまでに何か新しいことができないかと模索していて、今は外観の模様替えのためにペンキを塗ったり、換気のいいテラス席を作ったりと、いろんなことに取り組んでいます。

6月に入ってからステイホームをやめて外出する人も多くなり、テイクアウトのニーズも徐々に減ってきているので、周辺へのデリバリーも検討しています。できることは何でもやらないと本当に厳しいですからね」と彼は経営者として頭を悩ませながらも、持ち前の明るさを持ち続けている。

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