70・80代のカリスマ「インスタグランマ」の迫力 自粛生活にもキラリと光るセンス
神戸! 82歳のハイセンス 木村眞由美さん
「80過ぎても攻めのおしゃれでコロナに勝つ!」
フォロワー数 5.2万人
子ども服と婦人服のセレクトショップ『hananoki』のオーナー。夫を亡くした2015年よりインスタグラムをスタートし、注目を集める。
80歳を過ぎてさらにおしゃれが楽しい!
「年なんて気にしない、人が言うことも関係ない。私はわたし、人と同じにはしたくない。着たいものを着る。おしゃれは何よりも楽しまなくちゃ!」
と語る木村さん。ベーシックなアイテムを基本にし、色や柄、小物で遊ぶスタイルが幅広い世代をザワつかせている。
「インスタを始めてから“素敵ですね”“82歳とは思えません!”と、お褒めのコメントをいただくのですが、これは何十年も毎日やってきた定番スタイル。ファッション感覚に迷いはありません」
年を重ねるにつれてどんなファッションにすればいいか悩む女性が多いのに、まったくブレないのがすごい!
「シンプルな白シャツやパンツ、トレンチコート、エルメスのバッグ。色ならキャメルが定番。これを面白おかしく崩していったら、なんでも自由に着られるようになりました」
と話すが、スタンダードを崩すのもなかなか難しいが……。
「セオリーがないわけではありません。長いおしゃれ人生で、ときにはとんだ失敗をしながら得てきた私なりのルールがあります」
それは“はずす”“くずす”“色で遊ぶ”こと。
「ハイブランドを着れば正解とか、タイトスカートの足元はハイヒールとか、お決まりファッションはつまらない。高級な毛皮にスニーカーを合わせたり、ユニクロのTシャツとデニムにグッチのコートを羽織ったり」
あえてはずし、ギャップを出すのがカッコよさのコツなのだ。
「崩し方はジャケットやシャツは無造作にひじまでたくし上げ動きを出したり、襟をクシャッとさせ胸元をブラが見え隠れするぐらいまで開けてしまうのもいい」
と大胆なルールも!
「色は3色以上使わないこと。2色中心で3色目に差し色を。全身グレーなら派手色の小物を持つだけでいいの。それだけで華やいで地味が洗練に一変します」