この先「どこでも稼げるプロ人材」5つの共通点 「新たな安定を手に入れる人」の条件は?
プロフェッショナルとして認められるためには、市場が求める高度専門性、つまり他を圧倒する知識やスキル、経験などが不可欠である。そして、そうした高度専門性を習得するには、人並み以上の才能や努力が必要であることは言うまでもない。
プロ人材を目指すのであれば、日々の生き方を変えなくてはならない。コロナが収束した後に、また過去と同じ日常に戻ってしまったのでは元も子もない。
まずは、日々の過ごし方を変えてみることだ。いつまでもダラダラと残業したり、同僚たちと上司の悪口を言ったところで、何の力もつかない。生き方を変えるとは、日常を変えることである。
自分を磨き、価値を高めるために、時間とお金をかけることが必要不可欠だ。語学を学びに行くもよし、まっとうなビジネススクールに通うもよし、興味のある分野の専門書を何十冊も読んでみるもよし。副業OKな会社であれば、何か新しいことを始めてみるのもいいかもしれない。
「自分の腕1本で生きていく」覚悟を持つ
そして、なにより大事なことは、プロフェッショナルとしての「メンタリティー」をつねに自覚することである。
プロフェッショナルとは「自分の腕1本で生きていく」覚悟を持つ人間のことである。あくまでも「自分個人の価値」で勝負する。このメンタリティーこそが、「普通のビジネスパーソン」と「プロフェッショナル」を分かつ分水嶺となる。
日本のビジネス社会は間違いなく「プロ化」していく。高度専門人材の流動性は高まり、「プロ人材」に対する報酬水準は間違いなく高まっていく。
組織の中を器用に立ち回るだけのサラリーマンにもう居場所はない。高度な専門性を磨き、自分のミッションを完遂できる「プロ人材」だけが生き残る時代に私たちは突入していく。
コロナの最大の教訓は、もはや「安定」など存在しないということである。安定を捨て去り、「不安定な環境に適合していく能力と覚悟」を身に付けた人間だけが「新たな安定」を手に入れるのだ。
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