ドコモが新料金体系、音声通話を完全定額に

月額2700円のカケホーダイ、iPhoneも適用

4月10日、NTTドコモは、今年6月1日から、スマートフォンの月額利用料の引き下げにつながる新しい料金体系を導入すると正式に発表した。写真は同社ロゴ。2012年5月撮影(2014年 ロイター/Issei Kato)

[東京 10日 ロイター] - NTTドコモ<9437.T>は10日、スマートフォン(スマホ)の月額利用料の引き下げにつながる新しい料金体系を導入すると正式発表した。音声完全定額やデータ量を家族で分け合えるサービスを国内で初めて提供する。米アップルのiPhone(アイフォーン)にも適用する。

音声定額サービス「カケホーダイ」は国内なら月2700円(フィーチャ―フォンは2200円)で、通話時間や回数に制限なく使用できる。データ量を家族で分け合える「パケあえる」は、月10ギガバイトなら9500円、同15ギガバイトなら1万2500円で、最大10人で分け合える。

現在の同社のスマホのデータ料金は月3ギガバイトで4700円。10ギガバイトを4人で分け合えば大幅に安くなる。

さらに利用年数に応じて最大で月2000円割り引くほか、25歳以下の利用者には月500円割り引いた上でデータ量を1ギガバイト付与する。

会見した加藤薫社長は新料金プランについて「家族を強く意識した。MNP(番号持ち運び制度)で乗り換える人がキャッシュバック等で優遇されるが、長くドコモを使っている人のメリットという観点からすると、少しその差が大きい。これも含めて、家族で分け合っていただくという発想で作った」と説明した。

収益に与える影響については「当初、収入的には減少要因がある」としながらも、「時間を気にすることなく話をしたいという利用者が増えてくると期待しており、時間の経過でずいぶんと変わっていくのではないか」との見方を示した。

新料金プランは5月15日から予約を受け付け、6月1日から提供する。高速データ通信サービス「LTE」の既存プランはiPhone向けプランを含め8月末で新規受け付けを終了する。

またドコモは「LTE」による音声通話サービス「VoLTE(ボルテ)」を今夏に開始する計画も同時に明らかにした。

(志田義寧 村井令二 編集:吉瀬邦彦)

*内容を追加しました。

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