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コロナ禍にフランス人が突然「目覚めたこと」 ロックダウンでも楽しめることは多々ある

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アペリティフやアペロと呼ばれる習慣は、仕事を終えて、これから夜を楽しむ人々にとって最高の過ごし方です。待ち合わせは夕方6時か7時、つまり昼から夜、仕事からプライベートの時間への切り替えることができたのです。

時には「apéritif prolongé」と言って、スナックや軽食とともにこの時間を長く楽しむことも。多くの人がカフェでアペリティフをしますが、フランス人は友人を家に招くのが大好きなので、家で楽しむこともあります。

しかし、3月半ばにロックダウンが始まってから、フランス人の生活は本当に変わってしまいました。カフェでアペリティフを楽しむことはおろか、外出すら容易にできなくなったのですから!

ワイン片手に話したり、歌ったり

でもそこはさすがフランス人。しばらくすると、この素晴らしい習慣を続ける方法を見出したのです。そして今は、「Aperoskype(アペロスカイプ)」(またはFaceTime、Houseparty、Zoomなどのシステムを使って)でよく顔を合わせています。

電話やメールよりも楽しくするために、毎週親友と時間を決めて会ったり、しばらく会っていなかった人をサプライズしたり。ワインやスナックを片手に会話したり、歌ったり、「ロックダウン解除」に関する最新の動向について議論したりしますが、何より嬉しいのは、会いたい人の顔を見られること。

アペロスカイプをすると、パジャマ姿ではなくドレスアップするようにもなります。カメラの前にちょっとしたお出かけをするような感じです。唯一問題なのは、フランス人はおしゃべり好きなため、4家族が同時に話すとお互い何を言っているかがよく聞こえないことです!

外出制限によって消費にも新たなトレンドが生まれました。多くにの人が、地産地消に戻り、地元の店、地元の生産者や独立した商売を応援するようになったのです。

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【ある銀行員が目覚めたこと】

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