東大生が絶賛「頭がよくなるボードゲーム」3選 「推測力、語彙力、創造力」を自宅で鍛える
しかし、TCGはカードの種類が膨大です。「遊戯王」「ヴァンガード」「デュエル・マスターズ」など人気の高いゲームでは、なんとカードが1万種類以上あります。その中から自分の戦略に合わせてカードを自由に40枚だけ選んで、自分だけのデッキ(ゲーム開始時の自分の手札)を作り、勝負をするのです。
自由度が高いからこそ、戦略性が試される
これだけ自由に選ぶことができるゲームはほかにはなく、それこそがこのゲームの面白いところであり、勉強になるところでもあります。
自由だからこそ、どのようにして勝つのかという戦略を自由に想像することができます。勝ちパターンが無数に存在するのです。速攻で相手を倒す人もいれば、じわじわ粘って勝つ人も、相手を妨害して勝つ人もいます。いろんなデッキタイプがあり、無数の戦略があるからこそ、いろんなことを考えることができるのです。
その中で、想像が創造へと変わっていきます。「このカードを使って、こうやって勝とう」という想像を、「だから、このカードとこのカードを組み合わせよう」という具体的なデッキへと落とし込んでいく。それこそがTCGの醍醐味であり、かつ創造的な思考を育むと僕は考えています。
デッキの創造という観点から見たとき、初心者におすすめなのは「ヴァンガード」です。
他のTCGに比べてデッキ構築に「定石」があり、自由度は高いけれど勝ちパターンを決めやすいので、始めやすいし楽しみやすいと思います。今の時期はリモートでのカードゲームも行われているそうなので、ぜひこちらでも楽しんでみてください。
いかがでしょうか? どんなゲームも1人で遊んでいるだけでは楽しくありませんし、どんな勉強も1人で勉強しているだけでははかどりません。ライバルがいて、戦う相手がいて初めて楽しくなります。
外出できないこんなときだからこそ、ほかの人と一緒に遊んでみていただければと思います。
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