外出禁止生活では、家族が24時間顔をつきあわせることになります。その生活変化によって、最近は日本でも、世界でも、夫婦が二極化しているように感じます。
このサンフランシスコの夫婦のようにうまく連携している家庭や、「1年後にはコロナベイビーができちゃうね!」とますます仲良くなった夫婦もいますが、一方で、逃げられなくなった状況ゆえの虐待、DV、モラハラ問題の悪化も耳に入るようになってきました。
そういう話を聞くたびに胸が苦しくて…。コロナというのは、家庭格差をもろに直撃してくるウイルスでもあるのです。
この夫婦のようにちょうどいいバランスで生活を楽しめるのは理想ですが、夫婦の連携がうまくいかず、ギリギリでまわしている家庭にとって「外出禁止生活を楽しむ」というのは至難のワザだとも感じます。「他人と自分を比べない」というのは家庭の基本ですが、今は特にそれが大事な時期だと思うのです。
ハードルを下げよう!
生まれて初めて経験する未曾有の事態。疲れて当たり前。イライラして当たり前。子育てがうまくいかなくて当たり前。子どもの教育をすべてちゃんと見れなくて当たり前。そんなふうにハードルを下げることも外出自粛生活では大事なことです。頑張りすぎる日本人だから、特に。
というわけで、今回学んだつかれない家族になるヒントは…
↓
・すべてを完璧にこなそうとしないこと。
ハードルを下げ、とにかく、生き抜いてるだけで自分を褒めよう。
さて、かなり連携がとれてそうなこの夫婦。でもこの直後にオンライン授業が始まり、今はそれに四苦八苦しているようです。次回は、サンフランシスコのオンライン授業事情と、その家庭内対応について紹介します。
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