サンリオ公式サイトの「ソーシャルメディアポリシー」ページによると、同社が運営・管理するSNSアカウントは59にものぼる。2015年11月には「サンリオ男子」というアカウントを開設。アニメ風のイラストで、男子高校生キャラクターが、サンリオに夢中になる様子を発信。フォロワー数は、19.9万人。一時的なキャンペーンではなく、2020年3月現在も継続的に更新している。
2018年には、同社不動のエース「ハローキティ」がYouTuberデビュー。YouTubeチャンネル「HELLO KITTY CHANNEL」で積極的な動画配信をしている。
同チャンネルには、外出自粛ムードで自宅育児を余儀なくされているファミリー層からも、喜びの声があがっている。サンリオピューロランドの目玉である「ミラクルギフトパレード」や、新作ショー「ハローキティのイルミネーションショー『SPARKLE!!~Sweet Lights~』」など、休館中の施設内の様子を配信しているのだ。
シュールな動画にコアファンも大ウケ
中には、キャラクターが1分半以上にわたり「後ろ姿でお尻をふりふり」するだけの、マニア向けのシュールな動画も。これがサンリオのコアファンに大ウケ。地味な内容ながら、公開後約2週間で10万回以上も再生された。
コンテンツ発信の狙いについて、担当者はこう語る。
「新型コロナウイルスが猛威を振るう中、日々不安なニュースが流れ、暗い気持ちになってしまう方もいらっしゃると思います。そんなときだからこそ、キャラクターたちの可愛らしい姿をお届けし、サンリオピューロランドを思い出していただくことで、皆さんに少しでも笑顔になっていただきたい。そんな気持ちで発信しております」
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