「大暴落後に買っておきたい銘柄」の選び方

株式市場の間違い探しをする時かもしれない

大暴落後、再びアメリカの市場に笑顔は戻るのだろうか(写真:ロイター/アフロ)

大荒れの株式市場はこれから徐々に落ち着きを取り戻して行くのだろうか。3月12日のニューヨーク株式市場は、新型コロナウイルスを嫌気、NYダウ平均株価は2352ドルも下落。史上最大の下げ幅となった。

13日はアメリカの「非常事態宣言」を受け、1985ドル高と逆に史上最大の上げ幅を記録。これを受けて16日の日経平均株価も反発して始まりそうだが、日中は乱高下するかもしれない。なにせ、13日には一時1万6690円と3年4カ月ぶりの安値をつけており、しばらくは予断を許さない展開が続きそうだ。

「負の連鎖」は終わるのか?

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当初の株式市場は、中国景気の減速やインバウンド需要の減少などを懸念していたが、国内消費の落ち込みやサプライチェーンの混乱がもたらす企業業績の悪化が不安視され、さらに欧米を中心に新型コロナウイルスの感染が広がったことで、ついにグローバルレベルでの経済危機さえ意識されるようになった。

国内でも、学校の休校やイベントの自粛要請など社会全体で警戒ムードが高まる中、このタイミングで積極的にリスクを取れる投資家が少なくなるのは止むを得ない。

実態の見えないウイルスに関してさまざまな情報が錯綜し、株価の下落が投資家の心理をさらに悪化させて、感染拡大に対する警戒感が高まるという「負の連鎖」も生じているようだ。

まさにパニック的な状況ではあるが、こういう時こそ冷静かつ前向きな判断が求められるところだ。

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