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キャリア・教育

先行き不透明で採用も混迷--どうなる? 就職戦線2011

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 来年の採用計画はどうか。採用計画数の正式決定は3月前後だが、ほとんどの企業が、10月ごろに基本方針を決め、見切り発車する。この基本方針とは、新卒を採用するかどうか、対前年比増か減か、どういう人材タイプを採用するか、新しい職種コースや雇用形態を導入するか、といったことである。

来年(11年入社)の採用計画を見ると、採用増の企業が少なく、減少させる企業が増えた。一方で、53%の企業が昨年並みの採用を続ける予定だ。学生から見れば、今年より若
干厳しい就職環境になりそうだ。

採用減の理由は、業績悪化、厳選採用、人材過剰などが挙がるが、採用増と回答した企業は、「今後の事業において優秀な人材を継続的に採用する必要性がある」(三井ホーム)といった理由が多い。このほか、不況の中でも業績を伸ばしてきた企業や、景気変動の影響が少ない電力、エネルギー関係が増員組となった。

注目したいのは、「採用計画未定」企業が38%(昨年26%)と激増していることだ。なぜ、多くの企業で採用計画が立たないのか。景気の回復が読みきれないだけでなく、今後の事業戦略の方向を模索しているからだ。

これから何に重点を置いて事業を展開していくか、新卒採用だけでなく、社員の雇用調整など人材戦略の見直しが当面の課題となる。そのため新卒採用などについては慎重になり、採用計画の決定は、景気や業績が見えてくる年末か来年3月にずれ込みそうだ。新卒は即戦力人材ではないだけに、決定が後回しにされることも考えられる。

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