米FRBが0.5%の緊急利下げ、新型肺炎に対応 17-18日の米公開市場委員会を待たずに決定

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米連邦準備理事会(FRB)は3日、フェデラル・ファンド(FF)金利の誘導目標を50ベーシスポイント(bp)引き下げ、1.00─1.25%にすると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大による影響から米経済を守る。ワシントンの 米連邦準備理事会(FRB)で昨年3月撮影(2020年 ロイター/Leah Millis)

[ワシントン 3日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は3日、フェデラル・ファンド(FF)金利の誘導目標を50ベーシスポイント(bp)引き下げ、1.00─1.25%にすると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大による影響から米経済を守る。

FRBは声明で「米経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)は引き続き力強い。新型コロナウイルスは経済活動に対するリスクとして台頭しつつある。こうしたリスクを踏まえ、さらに、最大雇用と物価安定の目標を達成するために、連邦公開市場委員会(FOMC)はきょう、 FF金利の誘導目標を引き下げることを決定した」とした。

決定は全会一致だった。

FRBが今月17─18日に予定している次回FOMCを待たずに利下げに踏み切ったことは、世界的なリセッション(景気後退)の回避に向けた迅速な対応の必要性を反映したものとみられる。

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