日経平均6日ぶり反発、ここで下げ止まるのか

政策への期待下支え、短期筋が先物買い戻し

 3月2日、東京株式市場で日経平均株価は6日ぶりに反発した。写真は東京株式市場で昨年1月撮影(2020年 ロイター/KIM KYUNG-HOON)

[東京 2日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均株価は6日ぶりに反発した。朝方は前週末の軟弱な地合いを引き継いで売りが先行し、一時9月5日以来の安値を付けた。その後、日銀が発表した総裁談話を手掛かりに短期筋が先物を買い戻す流れとなり、現物指数もプラス転換した。中国株市場の上昇も好感され、後場にかけて一時400円超に上げ幅を拡大したが、買い戻しが一巡すると伸び悩んだ。

日経平均は前営業日比293円17銭安でスタートした後、一時300円超に下げ幅を拡大し、約半年ぶりの安値を付けた。その後、日銀が黒田東彦総裁の談話を発表。日銀のETF(上場投資信託)購入ペースの拡大に対する思惑も出て、先物市場でショートカバーが活発化した。

後場にかけて日経平均は2万1593円11銭まで上昇したが、その後は上げ幅を縮小した。新型コロナウイルスの感染拡大に対する懸念が残る中、市場では今晩の米国株市場の動きを見極めたいという向きも多かった。

ランチタイム中、北朝鮮が飛翔体を2発発射したと伝わったが、日経平均に与えた影響は限定的だったもよう。

個別では、これまで売られていた半導体関連が堅調に推移。東京エレクトロン<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>などが買われたほか、ハイテク関連でもソニー<6758.T>が朝安後に切り返した。

TOPIXは6日ぶり反発。東証33業種中26業種が値上がり。サービス業、水産・農林、小売、証券などが値上がり率上位に入った。半面、保険、電気・ガスなどが軟調だった。東証1部の売買代金は3兆円超えとなっている。

東証1部の騰落数は、値上がり1892銘柄に対し、値下がりが240銘柄、変わらずが29銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      21344.08 +201.12

寄り付き    20849.79

安値/高値   20,834.29─21,593.11

 

TOPIX<.TOPX>

終値       1525.87 +15.00

寄り付き     1488.96

安値/高値    1,488.89─1,541.67

 

東証出来高(万株)203515

東証売買代金(億円) 35219.88

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