日経平均株価は781円安、今後はどうなるのか 新型肺炎懸念で4カ月ぶり安値、逆行高銘柄も
個別では、富士フイルムホールディングス<4901.T>が逆行高となり、1月14日に付けた上場来高値を更新した。系列の冨山薬品工業が製造しているインフルエンザ治療薬「アビガン」が新型コロナウイルスに効果があるとされたことを材料視。「アビガン」の特需が期待されている。
VIX指数はいったんピークか
前日の米国株市場でダウ工業平均は1000ドル超の下落となった。新型ウイルスの感染者拡大に懸念が強まったことや、2月のマークイット購買担当者景気指数(PMI)でサービス業が低迷したこと、大統領選挙の民主党候補としてサンダース氏が優勢そうだと伝えられたことなど、複数の要因が重なった。
投資家の不安心理の度合いを示すボラティリティー・インデックス(VIX)<.VIX>はは25.03となっている。市場からは「この1年ほど、VIX指数は24を超えるといったんピークをつけて下落している。目先の先行きのリスクが織り込まれた可能性もある」(国内証券)との見方も出ていた。
日経平均<.N225>
終値 22605.41 -781.33
寄り付き 22949.37
安値/高値 22,335.21─22,950.23
TOPIX<.TOPX>
終値 1618.26 -55.74
寄り付き 1641.63
安値/高値 1,603.12─1,641.66
東証出来高(万株)177802
東証売買代金(億円) 33101.82
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