前場の日経平均は大幅続落、一時1000円超下落

米株に追随、後場のマーケットはどうなるか

2月25日、前場の東京株式市場で、日経平均は700円13銭安の2万2686円61銭となり、大幅続落した。写真は2018年9月、都内の証券ボード前で撮影(2020年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 25日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は700円13銭安の2万2686円61銭となり、大幅続落した。前日の米国株式市場は新型コロナウイルスの世界的な感染拡大懸念から大幅下落。東京市場もリスクオフのセンチメントに支配され、日経平均の下げ幅は一時1000円を超えた。

24日の米国株式市場は主要3指数が大幅続落。ダウ工業株30種は1000ドルを超える下げとなった。ダウが1日で1000ドル超下げるのは史上3回目で、S&P総合500種<.SPX>とともに年初来の騰落がマイナスに転じた。

日経平均は437円37銭安の2万2949円37銭で寄り付いた後も急速に下げ幅を拡大し、一時1051円53銭安となった。

その後は米国先物がプラス圏で推移したことや、上海総合指数の下げが1%程度に留まったことなどもあり、今晩の海外市場の動向を見極めたいという動きが優勢になった。売り一巡後、買い戻しが入り、下げ幅を縮小した。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券・シニア投資ストラテジストの荒井誠治氏は「新型ウイルスの感染者が増えていることに加え、日を追うごとに出張やイベントなどの自粛ムードが強まっている。この影響は今後、各種経済指標の数字に確実に出てくるため、仮に米国株が戻ったとしても日本株は戻りが鈍い展開になるかもしれない」と指摘する。

TOPIXは2.71%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆6278億2100万円だった。東証33業種では全業種が下落。海運業、金属製品、証券業、鉱業などが値下がり率上位となった。

個別では、富士フイルムホールディングス<4901.T>が5.63%高。系列の冨山薬品工業が製造しているインフルエンザ治療薬「アビガン」が新型コロナウイルスに効果があるとされたことを材料視された。 東証1部の騰落数は、値上がりが46銘柄に対し、値下がりが2105銘柄、変わらずが9銘柄だった。

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