経費削減と収入確保で2014年までに再建図る--石井清純・駒澤大学学長
--再開発の着手時期は?
なるべく早く。つまり、2013年、(当初計画より)1年程度の遅れで着手できればと。
--設立母体である曹洞宗から資金援助を受ける可能性は?
これから何らかの形でお願いしていくことはあると思う。距離的には、うーん、どうでしょう。(曹洞宗との)距離が近くなることはあまりない。現状維持の可能性が高いということになると思う。
--再建の時間軸としては?
14年までが再建期で、借入金の返済は多いときは25億円以上になる。それでも経費削減と収入確保で何とかなるというシミュレーションが出ている。資産売却は考えていない。
--再調査報告書の公表予定は?
公開の予定はありません。
いしい・きよずみ
1958年9月生まれ、東京都出身。87年駒澤大学大学院人文科学研究科仏教学専攻博士後期課程満期退学。駒澤大学仏教学部助手などを経て09年3月から駒澤大学学長、学校法人駒澤大学理事・評議員。専門は禅思想研究。
(金融ビジネス編集部 撮影:吉野純治)
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