霞が関で居場所がない愛煙家たちが向かう聖地 女性専用の喫煙エリアまで整備されている
ロビーにも喫煙所があった。
入ってみると、そこは「喫煙者のオアシス」だった。中には木をモチーフとした壁やツタのグラフィック。とにかくおしゃれだ。座ってタバコを吸える席やテーブルのほか、女性専用ゾーンもある。喫煙者に対する「優しさ」と「温かさ」を感じられる空間にホッとする愛煙家も少なくないのではないだろうか。
愛煙家たちにも「居場所」が必要
進む受動喫煙対策を歓迎する声がある一方で、愛煙家からは「喫煙者を排除しないで」という声も聞こえてくる。喫煙者を採用しない方針を掲げる企業も表れた。風当たりの強さゆえに、「喫煙者である」ことを隠している人もいる。
歩きタバコやポイ捨てをするなどマナーを守らなかったり、非喫煙者にいっさい配慮しなかったりする喫煙者がいるのは事実だ。
しかし、マナーを守り、タバコをたしなむ愛煙家たちもいる。そのような喫煙者に対しては、「かわいそう」「喫煙者は全員『悪』ではない」などと感じている非喫煙者もいる。
彼らの「居場所」も必要だ。
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