「コロナ感染」から自分も家族も守る10のコツ 生きた動物や魚を買って調理するのは要注意

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5:今すぐ浴室とキッチンのタオルをすべて取り換える

家族はそれぞれ自分専用の名前を書いたタオルだけを使い、ほかの人のタオルに触れないようにする。

タオルは週2回洗う。湿ったタオルは風邪、インフルエンザ、そして新型コロナウイルスの温床になる。

6:ドアノブには要注意

できれば肘や肩を使ってドアを開閉する。無理なら、手袋を着用してドアノブを回すか、触れた後に手を洗う。

家族の誰かが病気になった場合は、定期的にドアノブを拭く。

同様に、階段の手すり、パソコン、携帯電話、おもちゃなど、手で持つものにはすべて注意を払う。他人の携帯電話や調理器具、コンピューターのキーボードを手で触った場合は、自分の顔に触れないよう注意し、すぐに手を洗う。

7:食事をシェアする場合は、自分の箸やフォーク、スプーンで食べ物を取らない

子どもたちには他人のコップや器から飲み物を飲まないよう言い聞かせる。

中国には大皿で料理を提供し、各自が自分の箸で食べ物を取る習慣があるが、感染症の流行が終わるまではやめる。各料理に取り分け用のスプーンを置き、みんなにそれを使うよう指示する。

食品は調理する前に、台所用品も使ったらよく洗う。衛生管理の行き届いていないレストランには行かない。

ウイルスは風通しのいい空間では生き残れない

8:ウイルスの原因がどの動物か判明するまで、生きた動物や魚を買って調理しない

9:気候が許す限り、自宅や職場で窓を開け、室内の空気を入れ替える

ウイルスは風通しのいい空間で生き残ることはできない。

10:発熱患者を看病する場合は、世話する側も患者もつねにフィットしたマスクを着用する

患者の顔から汚れたマスクを交換するときは、最大限の注意を払う。マスクがウイルスで覆われていると想定し、ラテックス手袋を着用して扱い、容器に密封してからゴミ箱に捨てる。

患者の顔を洗うときは、ラテックス手袋を着用して、使い捨てのペーパータオルや綿棒を使い、せっけんとお湯を使って軽く洗う(使用済みのペーパータオルや綿棒は容器やビニール袋に密封してゴミ箱に捨てる)。

発熱した患者を世話するときは、全身を覆う長袖の衣類を着用するのを忘れずに。シーツ、タオル、調理器具など患者が身に着けたり触れたりしたものは、すべてせっけんとお湯でしっかり洗う。

部屋に余裕があれば、患者を健康な人から隔離する。天候が許せば、空気が患者に当たるように部屋の反対側の窓を開ける。もちろん、部屋が寒すぎると病気が悪化するので、無理のないように。

(文/ローリー・ギャレット〔科学ジャーナリスト〕)

「ニューズウィーク日本版」ウェブ編集部

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