確定申告「頼れる税理士」を選ぶための心得7選 国税OB、試験突破者で違う、専門分野も個人差

拡大
縮小
どんな税理士に頼むのがいいのか(写真:Graphs/PIXTA)

もうすぐ確定申告のシーズン。確定申告や相続税の申告は上手にやれば税金の取られすぎを防ぐことができる。

『週刊東洋経済』2月3日発売号の特集は「税金対策 トクする人 ソンする人」を特集。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

2月3日発売の『週刊東洋経済』は「税金対策 トクする人 ソンする人」を特集。さまざまな税金対策について解説をしている。

申告に際して、税理士に協力を仰ごうとする人も多いだろう。税理士は、税務において非常に重要な要素である。

決算・確定申告のみならず、節税の相談や税務調査があった場合の立ち会いなどもお願いすることができる。中小企業の場合、税金対策の要は、実は税理士選びかもしれない。

では、税理士はどのように選べばよいのだろうか。最もダメなパターンは、知り合いだというだけで選んでしまうことである。税理士は個人の能力の差が大きい分野だからだ。

税理士を選ぶ際には、最低でも次の7項目はチェックしておきたい。

1. 地元かどうか
2. OB税理士か、試験突破税理士か
3. OB税理士の場合、国税での最終的な地位と所属していた「畑」
4. 試験突破税理士の場合、独立前の修業期間
5. 税理士業の経験年数、事務所を独立してからの経験年数
6. 事務所の人数
7. 顧客の数

税理士のタイプもさまざま

税理士は、納税者と税務署とのパイプ役でもあり、地元の税理士のほうが何かと融通が利く。また、税理士としての経験年数や、事務所の規模、顧客の数等はやはり多いほうがよい。

次ページOB税理士と試験突破税理士で分かれる
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【浪人で人生変わった】30歳から東大受験・浪人で逆転合格!その壮絶半生から得た学び
【浪人で人生変わった】30歳から東大受験・浪人で逆転合格!その壮絶半生から得た学び
【逆転合格の作法】「日本一生徒の多い社会科講師」が語る、東大受験突破の根底条件
【逆転合格の作法】「日本一生徒の多い社会科講師」が語る、東大受験突破の根底条件
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT