「ふるさと納税」でトクする人、損する人の差

「お得に節税」は可能なのか

ふるさと納税の仕組みについて解説します(写真:CORA/PIXTA)
昨今、人気のふるさと納税。今年分の締め切りも12月末までと迫っています。でも、焦って活用しても大きなトクにはならなかったり、逆に損をしてしまうことも。 今回は、『自分ですらすらできる確定申告の書き方 令和2年3月16日締切分』(KADOKAWA)よりふるさと納税の仕組みについて解説します。

ふるさと納税の人気の理由

「自己負担2000円で、牛肉、高価なフルーツ、カニなどの特産品が手に入る!」と、人気の高いふるさと納税。「納税」という言葉がついていますが、実際は都道府県・市区町村などの自治体に寄附をするということです。

やり方はカンタン。「ふるさとチョイス」「さとふる」「楽天ふるさと納税」など、さまざまなふるさと納税のサイトから通販商品を買うような感覚でふるさと納税ができるようになっています。

今年は、台風や豪雨などで大きな被害が出ました。返礼品目的だけではなく、ふるさと納税は、被災を受けた自治体に対しても行うことができます。各ふるさと納税サイトでは、専用のページが設けられていますので、利用するとよいでしょう。

ふるさと納税をすると、原則として自己負担分2000円を除いた全額が控除されます。例えば、ふるさと納税を1万円した場合には、自己負担分2000円を除いた8000円を、自分が支払うべき税金から引いてもらえるようになります。さらに、各自治体は、ふるさと納税のお礼として、さまざまな返礼品を用意しています。

つまり①税金が控除されて、②自己負担分2000円で特産品が手に入る、というのがふるさと納税の人気の理由なのです。

次ページ対象にならない自治体も
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