「しにくい」「しづらい」使い分けできていますか 「日本人だからこそ」知らない日本語を解説

拡大
縮小
(左)応用言語学者のアン・クレシーニさんが(右)元NHKアナウンサーの宮本隆治氏に、日本語は「使われ方によって移り変わっていくもの」であることを教えてもらいました(写真:草野裕司撮影)
日本語をこよなく愛するアメリカ人応用言語学者のアン・クレシーニさんが日本語の達人を指南役に、どっぷりと日本語の不思議にひたる毎日を描いたビジネス教養書『教えて!宮本さん 日本人が無意識に使う日本語が不思議すぎる!』。母国語として無意識に日本語を使う日本人だからこそ、間違って使いがちな日本語、知らない日本語がたくさんあるという。

しにくい、しづらいに使い分けがある!?

アン:言葉とは時代を経て「省エネ」へと向かうもの(参照:『外国人の疑問!なぜ「桜見」でなく「花見」なのか』)ってことはわかった。普段、大学で学生たちと接していて、「り」(了解、の意味)とか、「あたおか!」(頭おかしい、の意味)とか、若い人たちはなぜそんなに略すの?と不思議だったから、謎が解けた気分だ。言語としてそう変わっていくものだとわかってすっきりした。

宮本:正しいか、間違っているかということ以上に、「言葉は使われ方によって移り変わっていくもの」と理解することが大事だと思います。

「乾きにくい」「乾きづらい」どっちが正解? (イラスト:なとみみわ)
次ページ「借金を頼みにくい」は正解? 不正解?
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
TSMC、NVIDIAの追い風受ける日本企業と国策ラピダスの行方
TSMC、NVIDIAの追い風受ける日本企業と国策ラピダスの行方
【動物研究家】パンク町田に密着し、知られざる一面に迫る
【動物研究家】パンク町田に密着し、知られざる一面に迫る
広告収入減に株主の圧力増大、テレビ局が直面する生存競争
広告収入減に株主の圧力増大、テレビ局が直面する生存競争
現実味が増す「トランプ再選」、政策や外交に起こりうる変化
現実味が増す「トランプ再選」、政策や外交に起こりうる変化
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT