「しにくい」「しづらい」使い分けできていますか

「日本人だからこそ」知らない日本語を解説

(左)応用言語学者のアン・クレシーニさんが(右)元NHKアナウンサーの宮本隆治氏に、日本語は「使われ方によって移り変わっていくもの」であることを教えてもらいました(写真:草野裕司撮影)
日本語をこよなく愛するアメリカ人応用言語学者のアン・クレシーニさんが日本語の達人を指南役に、どっぷりと日本語の不思議にひたる毎日を描いたビジネス教養書『教えて!宮本さん 日本人が無意識に使う日本語が不思議すぎる!』。母国語として無意識に日本語を使う日本人だからこそ、間違って使いがちな日本語、知らない日本語がたくさんあるという。

しにくい、しづらいに使い分けがある!?

アン:言葉とは時代を経て「省エネ」へと向かうもの(参照:『外国人の疑問!なぜ「桜見」でなく「花見」なのか』)ってことはわかった。普段、大学で学生たちと接していて、「り」(了解、の意味)とか、「あたおか!」(頭おかしい、の意味)とか、若い人たちはなぜそんなに略すの?と不思議だったから、謎が解けた気分だ。言語としてそう変わっていくものだとわかってすっきりした。

宮本:正しいか、間違っているかということ以上に、「言葉は使われ方によって移り変わっていくもの」と理解することが大事だと思います。

「乾きにくい」「乾きづらい」どっちが正解? (イラスト:なとみみわ)
次ページ「借金を頼みにくい」は正解? 不正解?
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 映画界のキーパーソンに直撃
  • ほしいのは「つかれない家族」
  • 森口将之の自動車デザイン考
  • ブックス・レビュー
トレンドライブラリーAD
人気の動画
ひろゆき感動「難病61歳の人生サイボーグ化計画」
ひろゆき感動「難病61歳の人生サイボーグ化計画」
会社にとって「一番お荷物になる社員」5つの条件
会社にとって「一番お荷物になる社員」5つの条件
ソニーとパナソニック、10年で大差ついた稼ぎ方
ソニーとパナソニック、10年で大差ついた稼ぎ方
優秀なはずの上司の下で部下が育たない根本理由
優秀なはずの上司の下で部下が育たない根本理由
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
生前贈与がダメになる<br>相続の新常識

相続をめぐる環境が激変しています。年110万円まで非課税だった生前贈与が税制改正により認められなくなる可能性も。本特集では相続の基本から、よくあるトラブルと解消法、最新路線価に基づく相続税額、さらに生前贈与の将来動向まで取り上げました。

東洋経済education×ICT