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エジプト・カイロ

ピラミッドやスフィンクスといった遺跡は見逃せない(写真:Anton Aleksenko/iStock)

いよいよ2020年、日本も支援している「大エジプト博物館(Grand Egyptian Museum, 略称GEM)」がエジプト・カイロ郊外のギザにオープンします。総工費1000億円以上、考古学では世界最大級の博物館として、ツタンカーメンの黄金のマスクなど古代エジプト文明にまつわる5万点を超える展示がされる予定です。

もちろんピラミッドやスフィンクスといった遺跡も見逃せませんが、せっかくエジプトまで行くのであれば、世界遺産「アブ・シンベル神殿」まで足を伸ばしてみるのはいかがでしょうか。2020年には高級ホテル「セント・レジス・カイロ」のオープンも控えており、さらに、2020年夏ダイヤからエジプト航空がカイロへの直行便を週2便から3便に増便予定。ますますエジプトが近くなります。

ポイント:2020年、大エジプト博物館がオープン予定。

新たな観光地が誕生したビックアイランド

アメリカ・ハワイ島

火山噴火によって新たにできた黒砂のビーチ「アイザックへイルビーチパーク」(写真:/iStok)

2018年、ハワイ島のキラウエア火山が噴火したことは記憶に新しいですが、現在はその噴火活動が落ち着き、安全に観光することができるようになっています。むしろ、噴火のおかげで、今は噴煙がいっさい舞っていないため、これまで以上に空が美しく、近年で一番星空観察に適していると言っても過言ではありません。

噴火によって、失ったものも大きいですが、一方で、新しい観光地が誕生したりもしています。噴火して流れた溶岩によって新しくできた世界で最も新しい“黒砂のビーチ”であり、アメリカのタイム誌に「世界で最も素晴らしい場所」の一つとして選ばれた、アイザックヘイルビーチパークがそれです。

2019年12月に開通したばかりで、噴火して流れた溶岩の上に作られた道132号線へ行けば、道路脇の溶岩から水蒸気が出ていたり、地面を触ればまだ温かく、地熱を感じたり、噴火によって流されてしまった家や逆に流されずに残った家などを間近で見ることができます。ハワイ島に行けば、地球の鼓動を肌で感じることができるでしょう。成田からはJAL、羽田からはハワイアン航空がそれぞれハワイ島のコナへ直行便を出しています。

ポイント:火山噴火によって、世界最新の観光スポットが誕生。

アメリカ・ワシントンD.C.

2019年はスポーツ界にもさまざまなビッグニュースが飛び交いましたが、その中でも話題になったのが、バスケットボールの八村塁選手が日本人初のNBAのドラフト1巡目でワシントン・ウィザーズから指名されたことではないでしょうか。

ワシントン・ウィザーズで活躍中の八村塁選手(写真:Steve Mitchell-USA TODAY Sports/Reuters)

開幕から活躍し続ける八村選手を、生で観戦に行くなら今しかないでしょう。インターネットにて試合のチケットを日本から事前に購入することもできます。2020年は11月3日にアメリカ大統領選挙もあるので、これからますます街が盛り上がること間違いなし。

さらに、ワシントンD.C.へのフライトは、3月にANAがワシントンD.C.線を成田から羽田に移管するため、これまで以上に便利になります。また、ワシントンD.C.から全米各都市へのフライトもあるので、さらに移動してほかのスポーツを観戦するという手も。野球であれば、横浜DeNAベイスターズから移籍した筒香嘉智選手が所属するタンパベイ・レイズ、アメリカンフットボールであれば、2020年からラスベガスに本拠地を移転するレイダースも気になるところです。

ポイント:NBA 八村塁選手の活躍が見逃せない。

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