中国・百度の第4四半期売上高は50.3%増 1株利益はアナリスト予想を下回る
[サンフランシスコ/北京 27日 ロイター] - 中国のネット検索大手、百度
純利益は0.4%減の27億8000万元(4億5389万ドル)。1株利益は7.90元と、トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめたアナリスト予想平均の8.19元に届かなかった。
同業者の買収でモバイルサービスの幅を拡大したため、モバイル検索を含むモバイル部門の売上高が全体の20%以上を占めた。
同社はインターネット大手の騰訊控股(テンセント・ホールディングス)<0700.HK>や電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディング
ロビン・リー最高経営責任者(CEO)は、百度が2014年にはさらなる買収を通じて成長する用意があると述べた。
「時間、資源あるいは人材を獲得するための買収機会があれば検討する構えだ」と述べた。
百度は昨年9月時点で70億ドル以上の現金や現金と同等とみなされる資産を保有していた。リーCEOは、今年はゲーム、音楽やソーシャルメディアとともに、位置情報関連サービスの拡大に力を入れる意向を示した。
現在は検索サービスがモバイル部門の売上高のほとんどを占めているが、リーCEOは他のモバイルサービスでの増収を目指すとした。
百度は2014年第1・四半期の売上高について、92億4000万─95億2000万元(15億2600万─15億7300万ドル)になるとの見通しを示した。アナリストの予想平均は86億9700万元となっている。
百度のジェニファー・リー最高財務責任者(CFO)は、2014年の純利益は2013年と同程度となるとの見通しを示した。
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