美容院で「おまかせ」と言ってはならない理由 髪型で失敗する原因の50%はあなたにある
同じ型の長さのボブでも、「かっこいいボブ」にしたいのか、「かわいいボブ」にしたいのかによって、美容師さんは、まったく違う切り方をします。
それなのに、「似合うようにしてください。おまかせします」というのは、病院で診察室に入るなり「さあ、先生、私に合った薬を出してください。手術してくれてもいいんですよ!」と言っているようなものです。
美容師さんによっては、「おまかせください」とか「おまかせと言われると燃えます(萌えます)」などと話す方もいます。
でもその場合でも、その美容師さんは「どんなふうになりたいか」に関して、なんらかの質問をあなたにしているはずです。
美容師さんの言う「おまかせください」は、「(顔立ちや顔型や髪質に対する似合わせ方に関しては、プロである私に)おまかせください」という意味です。
どんなに腕のある美容師さんだとしても、「どんな自分になりたいか」に関しては、あなた自身が自分で伝えない限りは伝わりません。
本当に似合う髪型を見つける方法
とはいえ、いきなり「どんな自分になりたい? それを美容師さんに伝えて」と言われても困ってしまうと思います。
そんなあなたには、美容師さんに伝えるべきことを整理できる方法をご紹介します。私が普段、髪型に悩んでいる方々と一緒にやるワークです。
どうでしょう。20個すらすら出てきましたか? 意外と時間がかかったかもしれません。このワークをすると「こんなに自分に向き合ったのは、就職活動以来です」などと言う方もいます。多くの方は10~15分くらい、時間がかかります。
そうですよね。大人になればなるほど、自分のことは後回しになってしまうなと感じます。仕事が忙しかったり、パートナーや子どものことなど、自分よりも優先しなきゃいけないことが増えたり……と、大人の女性はなかなか自分を省みる時間がありません。
でも「(本当の意味で)似合う髪型」を手に入れるためには、「自分はどんな自分になりたいか」の棚卸しが欠かせないのです。
・かっこよく見せたいのか、かわいく見せたいのか
・プライベート重視なのか、仕事が大事なのか……
髪型探しは、自分探しに似ています。ぜひこの機会に、5分でも、10分でもいいので、自分を見つめる時間を作ってみてください。そして、そこで見つけた「なりたい自分のキーワード」を、ぜひ美容師さんに伝えてください。
美容院に行く前に、髪型が成功するかどうか、勝負の半分は決まっています。ぜひ、2020年を前向きに過ごせる髪型を手に入れてください!
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